トラックの間にはさまれる 3人死亡大館市の「街の保険屋さん」元損害保険代理店<㈲トリトンハウス>~秋田県~
category : まさか保険Blog 2016.2.3
2月2日午後5時頃、三重県多気町牧の伊勢自動車道で、非常駐車帯に停止していた中日本高速道路会社の作業用2トントラックに軽乗用車が追突した。押されたトラックの前にいた警備員2人が、その前の別の作業用2トントラックとの間に挟まれ、軽乗用車を運転していた男性とともに死亡した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000048-asahi-soci
まずは、亡くなられた被害者の方々のご冥福お祈り申し上げます。
この事故は、追突事故で当然ながら加害者の100%の賠償となると思われます。
対物賠償では、作業者2台とその他破損したもの修理代及び代車、そのた、作業にかかわる賠償があればそれらの損害を求められる場合があるでしょう。(この部分は微妙です)
対人賠償の保険金は、損害賠償額が自賠責保険で支払われる限度額を超える場合に、その超過部分につき保険金額を限度に支払われます。また、1回の事故で被害者が複数なので1名につき、それぞれ保険金額を限度として保険金が支払われます。
なお、上記保険金のほか、被害者が死亡したり、一定日数以上入院した場合には、被害者への香典や見舞金、見舞いや葬儀参列の際に要する交通費などの出費に対応するための臨時費用保険金が支払われる商品もあります。
http://www.sjnk.co.jp/kinsurance/automobile/thekuruma/sche/com/
対人賠償保険で、保険金が支払われない主な場合は、次のとおりです。
- 1.契約者、記名被保険者などの故意によって事故が起きた場合の損害
- 2.戦争、内乱、暴動などの異常な事態によって生じた損害
- 3.地震・噴火またはこれらによる津波によって生じた損害
- 4.台風、洪水、高潮によって生じた損害
- 5.被保険自動車を競技、曲技もしくは試験のために使用すること、または被保険自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場所において使用することによって生じた損害
- 6.次の者が被害者になった場合
-
- 記名被保険者
- 被保険自動車を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子
- 被保険者の父母、配偶者または子
- 被保険者の業務に従事中の使用人
- 被保険者の使用者の業務に従事中の他の使用人
対人賠償保険では、被害者救済の観点から、無免許運転、酒酔い運転などによる事故であっても、保険金が支払われます。
←「車両保険は大丈夫?」前の記事へ 次の記事へ「HPに不正アクセスで個人情報流出か?」→
前のページにはブラウザの『戻る』でお戻りください。
comment closed